ダイソンの加湿器+空気清浄機『Dyson Purifier Humidify+Cool PH03 BN』は以下のような人におすすめです。
- メンテナンスにかかる時間とか労力が無駄だと思っている
- 雑菌が繁殖しやすい加湿器は衛生的じゃなくて嫌
- 家電感が強くない加湿器・空気清浄機が欲しい
実際に発売日に購入し、数ヶ月使ってみたので実体験レビューをしていきますね。
dyson Purifier Humidify+Cool PH03は衛生的でメンテナンスフリー
加湿器とか空気清浄機しか買わないんですが、新しく発売されたダイソンの空気清浄加湿器は衛生的に問題を解消していそうだったので新しく購入してみました。
実際に使ってみたところ、メンテナンスも楽だし衛生的だったので良いポイントを紹介していきますね。
加湿前にUV-Cライトで完全除菌するから衛生的
Dysonの加湿器に共通する大きなメリットに加湿前のUV除菌機能があります。
加湿される直前に強力なUV-Cライトが照射され、1滴残らず雑菌を除去してくれます。
給水から1日経ってしまった水でも清潔な状態で排出してくれるので日々の給水交換が面倒な人にもおすすめできます。
超音波式から気化式に変更(ミストが出ないタイプ)
Dyson Purifier Humidify+Cool PH03は気化式になっているので霧(ミスト)が出ないので「部屋がカルキで白くなる」とか「濡れる」「周辺がカビる」といったことがなく部屋に優しい加湿ができます。
単体加湿器のHygienic Mist MF01は超音波式なのでミストが視認できますが、場合によってはミストが問題を起こすこともありました。
- Dyson Hygienic Mist MF01:超音波式
- Dyson Purifier Humidify+Cool PH03:気化式
ミストは見た目的にも加湿されている感があってよいのですが、機能的には気化式のほうが優れています。
メンテナンスの回数がとても少ない
通常、加湿器は最低でも毎日1回は水を交換して洗う必要がありますがDysonは除菌機能がついているため高頻度の交換を必要としません。
また、加湿フィルターは本体内臓の機能で漬け洗いすることができます。
加湿後の空気が通るフィルターの交換時期は本体またはアプリに通知されるタイミングで行うだけです。
クエン酸を入れてフィルターを水につけて本体のボタンを押すだけで自動で洗浄してくれるので加湿フィルターは買い換えること無く永久的に使用できます。
水の給水がめちゃくちゃ楽
- 大容量で給水の回数が少ない
- タンクの形状が給水しやすい
- タンクのセットが転がすだけでいいから楽
水のタンクも大容量で5Lもの水が入るので36時間の運転が可能でめちゃくちゃ楽です。
一般的な加湿器は縦長のタンクが多いのですが、Dysonの加湿タンクは横長なのでふつうの蛇口でも簡単に給水することができる点も魅力。
給水タンクの底にローラーが付いているので給水タンクを床において転がして本体に押し付けるだけでセット完了。重たい水をセットしなきゃいけないのでとても楽ちん。
空気清浄機&扇風機は年中使える
基本的には加湿器機能付きの空気清浄機は衛生面で問題があるので推奨していませんが、本機種に関しては別。
- 加湿機能と完全に独立している
- フィルターも完全に綺麗に洗浄できる
- 空気清浄機&扇風機機能のみで運転できる
内部のフィルターを濡らすことがないので使わない期間に内部でカビたり雑菌が発生したりする心配が皆無という点が大きなメリットです。
加湿機能を使わない間は空気清浄機として使っても衛生的に何の心配もいらないのは嬉しいですね!
フィルターが一体型になり掃除不要に
dysonの空気清浄機用の新型フィルターはHEPAフィルターと活性炭フィルターが一体化し、交換も1度で済むようになりました。
フィルターは純正品で定価7,700円と比較的高価ではありますが、フィルターを新品に変えるだけで清掃は完全に不要。
フィルターは掃除機ですったり洗ったりしたところで微細なものは除去しきれないので新品に変えて使うのが一番衛生的です。
首振りは本体が動かないから快適
首振り機能が搭載されていますが、本体は一切動かずに本体横のバーが動くことによって首振り機能を実現しています。
見た目的には首振りしていることがほぼわからないので、視界に写っても動きが気になることがありません。
さらに右と左で別の動きをさせることができるので単純な首振り以上の送風調整が可能です。
スマホ連携や設定はとっても楽
スマホにDysonアプリをインストールしたら本体に近づけるだけで自動で認識して登録が完了します。
ほんの数回タップする程度の作業でスマートフォン連携できて、スマホから操作ができるようになります。
ナイトモードは真っ暗になり背面加湿も可能
ナイトモードが搭載されており、ディスプレイのバックライトが消灯するので就寝時も気になりませんし、スリープタイマー機能も利用可能です。
また、後ろ向きにして後ろから微風で加湿&空気清浄する機能があるので裏向きにして使えば風があたって気になる…ということもなく、快適に寝ることができます。
ナイトモード以外の通常モードだとはっきりとしたディスプレイで、アニメーション表示されるしカラーで見た目も良いので気に入っています。
ダイソンの加湿器+空気清浄機 PH03のデメリット
メンテナンスと衛生面以外の使用感についてお伝えします。
置き場所によっては寒い
Dysonの加湿機能がついた空気清浄機には暖房機能はついていません。
風量は10段階で調整できるので1にすれば風はほぼ感じられない程度になりますが、風量をある程度上げていると寒く感じます。
エアコンで暖房を効かせつつ、サーキュレーター的に人のいない箇所に向けて使う分には良いのですが、ソファーなど人がいる場所に本体を向けていると寒く感じてしまうので置き場所には注意が必要です。
加湿性能はそこまで高くない
国産メーカーの加湿器と比較した場合、加湿機能はけして高くありません。
設定は30度〜70度まで10度刻みで設定できますが、70度設定にしてもリビングなどでは70度まで達しません。
40~50度くらいまで上がれば十分という人であれば問題ありませんが、大きな部屋でガンガン加湿したいという場合には力不足を感じるでしょう。
本体がでかいから圧迫感がある
写真で見る以上に本体が大きいです。
実際に置いてみたら本体に吹き抜けがあるのでそこまで圧迫感はありませんでしたが、それでもサイズが大きいので部屋の大きさや置き場所によってはサイズが気になることになるかもしれません。
Dyson Purifier Humidify+Cool PH03と01/04の比較
ダイソンの加湿空気清浄機は以下の3種類出ています。
- Dyson Pure Humidify + Cool PH01
- Dyson Purifier Humidify+Cool PH03
- Dyson Purifier Humidify + Cool Formaldehyde PH04
それぞれの違いを解説します。
PH01とPH03の比較
旧機種のPH01と新型のPH03の違いは以下のとおりです。
- PureからPurifierに進化
- 空気清浄フィルターが進化
- カラーバリエーションが追加
劇的に変化しているというわけでもありませんが、確実に進化しています。
名前がPureからPurifierに変わり、空気清浄機能がアップしています(ミクロンレベルの話なので体感的には変わらない)
また、空気清浄フィルターが一体型になったことで交換が楽になっています(新型フィルターは旧型にも対応している)
PH04とPH03の比較
同時期に発売された類似機種のPH04とPH03の違いは非常にシンプル。
- ホルムアルデヒド系機能搭載
- カラーがゴールドのみ
- 価格が1万円高い
PH04を選ぶべき人はホルムアルデヒドを除去する機能が必要かどうか、これだけです。
ホルムアルデヒド(HCHO)とは、シックハウス症候群の原因となる化学物質で安い家具や壁材に多く含まれています。
主に合板などに含まれる接着剤などが健康被害を引き起こしたりしますが、PH04はホルムアルデヒドを検出して捕捉&分解することができます。
最近の建材は、ホルムアルデヒドの使用を抑えているため放散量が多くないのであまり問題は起こりませんが気になる人はPH04を選ぶのもありかもしれません。
私もPH04と少し迷いましたが、我が家はホルムアルデヒドの影響がなさそうなので価格が1万円安いPH03を選びました。
見た目的にブラックの方が良い感じだったのが大きいです。
今買うならPH03かPH04の2択
PH01は完全に旧式かつ価格差がないので今選ぶ必要はありません(公式サイトではすでに販売終了している)
PH03と04の違いはホルムアルデヒド除去が必要かどうか、それで1万円の価格差です。
ダイソンの加湿空気清浄機 PH03を安く買うには?
ダイソンは基本的に値引きをしないのでたくさんポイントが付く店舗で買うのがお得。
私のオススメは以下の2つ
- ビックカメラ+楽天Rebatesでポイント二重取り
- ダイソン公式 楽天市場でSPUポイントゲット
大手家電量販店+楽天ポイントの二重取り
楽天Rebatesを経由してビックカメラで購入することでポイントの二重取りが可能です。
楽天アカウントで楽天Rebatesにアクセスして、そこから買うだけで楽天ポイントが1〜5%追加で付与されます。
ビックカメラの基本ポイントも5~10%程度あるので合わせると結構な金額になります。
ダイソン公式サイトはブラックカラーあり
Dyson Purifier Humidify+Cool PH03 BN(ブラックニッケル)のブラックカラーは公式サイト限定色です。
ブラックニッケルカラーが欲しい場合は公式サイト一択。
ですが、ダイソン公式サイトには楽天市場店があり、楽天ヘビーユーザーであれば多くのポイントが付くのでこちらもおすすめ。
価格は高めですが、給水や洗う手間が減るので時間と労力が浮きます。
衛生的にも最高ですし、時間を買うと考えるとそこまで高くない気もします。
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