楽天ROOMには、ROOM編集部がテーマやこだわりのあるユーザーを紹介する「おすすめユーザー」という掲載枠があります。
おすすめユーザーに選ばれると、自分のROOMや投稿を新しいユーザーに見てもらえる機会が増えます。ただし、昔のように「投稿数を増やす」「プロフィールを文字数いっぱいまで書く」といった作業だけで選ばれるものではありません。
この記事では、公式に確認できる条件だけでなく、最近の掲載傾向から考えられる選ばれやすいROOMの作り方まで具体的に解説します。
楽天ROOMの基本的な使い方から確認したい方は、先にこちらの記事をご覧ください。

楽天ROOMのおすすめユーザーとは?
おすすめユーザーとは、テーマやこだわりを持ってROOMを運営しているユーザーを、ROOM編集部が紹介する仕組みです。
売上順やROOMランク順だけで自動的に決まるランキングとは異なり、投稿内容や写真、ROOM全体のテーマなどを見たうえで編集部が選ぶ編集型の掲載枠と考えると分かりやすいでしょう。
おすすめユーザーになるメリット
- 自分をフォローしていないユーザーにもROOMを見てもらえる
- プロフィールや過去の投稿を見てもらう入口が増える
- 投稿が特集や別企画で紹介される可能性が広がる
- ROOMのテーマや専門性を認知してもらいやすくなる
- 結果として、フォロー・楽天市場への誘導・売上につながる可能性がある
最大のメリットは、売上が直接保証されることではなく、露出の入口が増えることです。
掲載をきっかけにフォロワーが増えることは十分考えられますが、増加数は掲載場所、掲載期間、ROOMの内容、投稿の更新状況によって変わります。「必ず1週間で1,000人増える」といった固定的な目安では考えないほうがよいでしょう。
掲載期間は短期枠とアーカイブで考える
アプリ内や特集トップの目立つ位置は、新しい企画やユーザーへ順次入れ替わる前提で考えるのが現実的です。
一方で、「ほぼオリジナル写真ユーザー」などの特集記事は、過去の掲載号もWeb上に残っています。そのため、短期間の露出だけでなく、特集ページから継続的にROOMを見つけてもらえる可能性もあります。
おすすめユーザーに応募する公式条件
通常の「こだわりmy ROOM」募集では、次の条件が案内されています。
- 商品を10件以上投稿している
- 応募時点で直近2週間以内に投稿している
- 毎月1回以上、新規投稿を継続できる
- ユーザーアイコンを設定している
- アイコンにキャラクターなどの著作物を使用していない
さらに公式ページでは、オリジナル写真の投稿やコーディネート投稿があるユーザーは選ばれやすいと案内されています。
おすすめユーザーに選ばれる3つのルート
現在は、通常の応募フォーム以外にも、自分のROOMを編集部に見つけてもらう方法があります。
1.こだわりmy ROOMから応募する
もっとも基本的な方法です。自分のROOMのテーマやこだわりを応募フォームから伝えます。
インテリア、子育て、ファッション、ガジェットなど、ジャンルそのものが珍しい必要はありません。重要なのは、そのジャンルを誰の視点で、どのように紹介しているかです。
2.ほぼオリジナル写真ユーザーへ応募する
自分で撮影した写真を中心に投稿している方は、通常応募とは別に「ほぼオリジナル写真ユーザー」へ応募できます。
- オリジナル写真をメインに投稿している
- 著作権上、通常投稿が適切な商品を除き、ROOM全体のおよそ8割以上がオリジナル写真
- 応募時点で直近2週間以内に投稿している
- ユーザーアイコンを設定している
オリジナル写真を多く投稿できる方は、通常のおすすめユーザーだけを狙うより、こちらにも応募したほうが掲載の入口を増やせます。
3.エキスパートユーザーとして見つけてもらう
ROOM編集部は、ジャンルに詳しい「エキスパートユーザー」の自薦・他薦情報も募集しています。
募集ジャンルは、インテリアやファッションだけではありません。車、洗車、一人暮らし、ハンドメイド、旅行、ガジェット、文房具、料理、ペット、カメラなど、かなり細かいテーマまで対象になっています。
公式が選考の配点として明言しているわけではありませんが、この募集内容を見る限り、人気ジャンルを広く扱うROOMより「何に詳しい人なのか」が一言で伝わるROOMのほうが、編集部に見つけてもらいやすい可能性が高いと思います。
選ばれやすいROOMの特徴を掲載傾向から分析
ここからは、公式の応募条件に加え、近年の掲載ユーザー、特集ページ、ユーザーインタビューを比較して考えられる選考傾向を解説します。
結論としては、テーマの明確さ・オリジナル写真・実体験のある説明・継続性の4つがそろったROOMほど、選ばれる可能性が高いと考えられます。
買うかどうかを判断できる投稿になっている
写真がきれいなだけでは、買い物の参考としては不十分です。
最近のROOM公式インタビューでは、実際に使った商品の良い点だけでなく、使い方、家族構成、生活上の悩み、注意点まで自分の言葉で説明するユーザーが高く評価されています。
おすすめユーザーを選ぶ編集部の立場で考えると、特集を見た人に紹介しやすいのは、次のような情報が入った投稿です。
- 誰に向いている商品なのか
- どんな悩みを解決したのか
- 実際に使って便利だった点
- サイズ、容量、重さ、使用感など商品ページだけでは分かりにくい情報
- 購入前に知っておきたい注意点
- 似た商品と比べて選んだ理由
ROOMのテーマを一文で説明できる
おすすめユーザーの募集ページでは、テーマやこだわりを持ったROOMが求められています。
ここでいう統一感は、すべて同じカテゴリの商品を投稿することではありません。同じ読者に役立つ商品が並んでいることが重要です。
- 狭い賃貸でも暮らしやすくなる収納と家具
- 敏感肌の40代が実際に使った低刺激コスメ
- 未就学児との外出を楽にする育児グッズ
- 在宅勤務の疲れを減らすデスク用品とガジェット
- 犬と快適に暮らすための日用品と掃除用品
「インテリアを紹介しています」よりも、「賃貸の狭い部屋で使いやすい収納を紹介しています」のほうが、ROOMの価値が伝わります。
オリジナル写真がROOMの中心になっている
一般のおすすめユーザー応募では、オリジナル写真8割が必須条件とされているわけではありません。しかし、公式はオリジナル写真のあるユーザーが選ばれやすいと案内しています。
さらに、別枠の「ほぼオリジナル写真ユーザー」では約8割以上が目安です。この基準から考えると、通常のおすすめユーザーを目指す場合も、応募前に表示される直近の投稿は、できるだけオリジナル写真を中心に整えるのが有効です。
なお、書籍、CD、ゲーム、ポスター、キャラクターグッズなどは、撮影方法によって第三者の権利を侵害するおそれがあります。オリジナル写真の数を増やすために無理に撮影するのではなく、公式ガイドラインに従ってください。
写真に生活上の使い方が写っている
背景をぼかしたおしゃれな物撮りだけが正解ではありません。
商品の大きさが分かる写真、収納した状態、料理に使った状態、着用した状態、使用前後など、購入後の生活を想像できる写真のほうが、買い物の参考として価値があります。
公式が公表した2023年の調査では、通常投稿よりオリジナル写真投稿のほうが、売上が発生している投稿の割合が5.8倍高いという結果も紹介されています。
プロフィールと投稿の内容が一致している
プロフィールは、文字数を上限まで埋める必要はありません。大切なのは、誰が、誰に向けて、何を紹介するROOMなのかを短く伝えることです。
- 自分の立場や経験
- 主に紹介する商品
- どんな人の役に立つROOMなのか
- オリジナル写真や実体験を中心にしていること
たとえば「2児の母|狭い賃貸で使いやすかった収納・時短家事グッズを、オリジナル写真と本音レビューで紹介」のようにまとめると、ROOMの方向性がすぐ伝わります。
投稿を継続している
公式条件では、応募時点で直近2週間以内の投稿と、毎月1回以上の新規投稿が求められています。
ただし、選ぶ側から見ると、月1回だけのROOMよりも、最近もテーマに沿った投稿が続いているROOMのほうが、掲載後も更新されると判断しやすいでしょう。
応募直前だけ投稿を増やすより、2~4週間ほど同じテーマで継続してから応募するほうが、ROOMの方向性を伝えやすい可能性が高いと思います。
外部SNSのフォロワー数だけで決まるわけではない
近年の「ほぼオリジナル写真ユーザー」特集を見ると、InstagramやX、ブログへのリンクが掲載されているユーザーもいれば、外部リンクが表示されていないユーザーも多数います。
この掲載傾向から、一般のおすすめユーザーは、外部SNSのフォロワー数だけで選ばれている可能性は低いと考えられます。
外部SNSを運営している場合は、ROOMのテーマと同じ内容を発信していると人物像や専門性の裏付けになります。ただし、外部フォロワーが少ないことを理由に応募を諦める必要はありません。
おすすめユーザーになるための実践手順
手順1.ROOMのテーマを一文で決める
最初に、次の型へ当てはめてテーマを作ります。
「○○な自分が、△△な人に向けて、□□の商品を紹介するROOM」
例として、「敏感肌の40代が、刺激の少ないコスメを探す人へ、実際に使ったスキンケアを紹介するROOM」のように考えます。
テーマを狭くしすぎると投稿が続かないため、半年以上紹介できる商品が思い浮かぶ範囲にしてください。
手順2.プロフィールとアイコンを整える
アイコンは自分で撮影した写真、自作画像、利用条件を満たした素材などを使います。アニメ、芸能人、ブランドロゴなど、権利上問題になり得る画像は避けましょう。
プロフィールには、テーマ、対象読者、投稿方針を簡潔に記載します。長さよりも、投稿一覧を見たときに内容が一致していることが重要です。
手順3.最低条件より多めに投稿を用意する
公式の応募条件は10投稿以上ですが、10投稿だけではテーマの継続性や得意分野を判断できる材料が少なくなります。
公式が推奨数を示しているわけではありませんが、20~30投稿程度あると、テーマ、写真、説明文の傾向を編集部へ伝えやすい可能性が高いと思います。
数を増やすためだけに関係のない人気商品を投稿するより、テーマに合う商品を少しずつ増やしてください。
手順4.直近の投稿をオリジナル写真中心にする
応募前の数週間は、実際に所有している商品を優先し、オリジナル写真と具体的なレビューを投稿します。
古い投稿の文章を編集して上へ移動させるより、新しい写真と新しい使用感を追加した投稿を作るほうが、現在も継続しているROOMだと伝わります。
手順5.募集中のハッシュタグ企画へ参加する
ROOMでは毎週、季節やトレンドに合わせたオリジナル写真のテーマを募集しています。
対象テーマに合う商品を所有している場合は、指定ハッシュタグと「#オリジナル写真」を付けて投稿しましょう。特集掲載の候補になり、編集部に投稿を見つけてもらう入口も増えます。
手順6.応募文で編集部が紹介しやすい材料を渡す
応募文は「頑張っています」「おすすめ商品を紹介しています」だけでは、他のROOMとの違いが伝わりません。
次の5点を具体的に書くと、特集や紹介文を作る編集部がROOMの特徴を把握しやすくなります。
- 自分の立場・経験
- 主な読者
- 紹介している商品ジャンル
- 写真やレビューでこだわっている点
- 他のROOMとの違い
築年数の古い賃貸で暮らす2児の母です。狭い部屋でも使いやすかった収納用品、掃除を短時間で終わらせる家事用品、子どもが自分で片付けやすい家具を中心に紹介しています。サイズ感や設置後の様子が分かるオリジナル写真と、実際に使って不便だった点も含めたレビューを心がけています。賃貸で大がかりな工事ができない方の買い物に役立つROOMを目指しています。
手順7.応募後もテーマを崩さず更新する
応募直後に、テーマと無関係な商品を大量投稿すると、応募文とROOMの第一印象が一致しなくなります。
応募後も新規投稿を続け、少なくとも直近の投稿一覧からテーマが読み取れる状態を維持しましょう。
選ばれにくくなる可能性が高い運用
- 売れ筋商品をジャンルに関係なく大量投稿する
- 商品説明をコピーし、自分の感想を書かない
- オリジナル写真が少なく、店舗画像だけの投稿が続く
- 写真はきれいでも、商品の特徴や使用感が分からない
- プロフィールと投稿内容が一致していない
- 応募条件を満たすためだけに投稿し、その後更新しない
- 他人の写真や文章を使用する
- 著作権や肖像権に問題のあるアイコン・写真を使用する
おすすめユーザーは、単に商品数の多いROOMではなく、公式が他のユーザーへ安心して紹介できるROOMである必要があります。
おすすめユーザーに関するよくある質問
- Sランクでないとおすすめユーザーになれませんか?
-
通常のおすすめユーザー募集条件に、ROOMランクは含まれていません。Sランクであることより、テーマ、オリジナル写真、投稿内容、継続性を整えることが重要です。
- 売上が少なくても応募できますか?
-
売上金額は応募条件に含まれていません。売上実績よりも、買い物の参考になる投稿を継続しているかを意識してください。
- フォロワーは何人必要ですか?
-
フォロワー数は通常応募の条件に含まれていません。最近の掲載ページにも外部SNSへのリンクが表示されていないユーザーが多数いるため、知名度だけで選ばれているとは考えにくいです。
- オリジナル写真は何枚必要ですか?
-
通常のおすすめユーザー応募には固定枚数が示されていません。ただし、オリジナル写真やコーディネート投稿は選ばれやすいと公式が案内しています。応募時に最初に見える投稿を、できるだけオリジナル写真中心に整えるのがおすすめです。
- 商品カテゴリは1つに絞るべきですか?
-
1カテゴリだけに限定する必要はありません。同じ読者に役立つ商品であれば、複数カテゴリを扱ってもテーマは崩れません。たとえば「子育てを楽にするROOM」であれば、育児用品、家具、食品、家電を一緒に紹介できます。
- 一度選ばれなかったら再応募できませんか?
-
通常の募集ページには一度限りという条件は記載されていません。テーマ、プロフィール、直近の投稿、オリジナル写真を改善してから再度応募するとよいでしょう。内容を変えず短期間に何度も送るより、ROOMを更新して応募材料を増やすことを優先してください。
まとめ:公式が紹介しやすいROOMを作ろう
おすすめユーザーを目指すうえで、まず満たすべき条件は次のとおりです。
- 10件以上投稿する
- 直近2週間以内に投稿する
- 毎月新規投稿を継続する
- 権利上問題のないユーザーアイコンを設定する
ただし、条件を満たすだけでは他の応募者との差がつきません。
近年の掲載傾向を踏まえると、選ばれる可能性を高めるには次の5点が重要だと考えられます。
- 誰のためのROOMなのかを一文で説明できる
- オリジナル写真をROOMの中心にする
- 実際に使ったから書ける具体的な情報を入れる
- プロフィールと投稿内容を一致させる
- 応募前後も同じテーマで継続して投稿する
編集部が見たときに「このROOMは○○に悩んでいる人へ紹介したい」とすぐ判断できる状態を作ることが、もっとも重要です。
おすすめユーザーへの掲載だけでなく、ROOMからの成果を伸ばしたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ROOMランクを上げる条件や運用方法はこちらで詳しく解説しています。


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