衛生面とメンテナンス性を重要視した加湿器ランキングをご紹介。
清潔感を重視しているため、特に潔癖症の方に向いていますのでぜひご覧ください。
加湿器選びの注意点
まず最初に加湿器を選ぶにあたって注意したいことがあります。
空気清浄機能付き加湿器は衛生面で不利
空気清浄機ついていたほうが場所も取らないし空気も綺麗になって効率的に思えるかもしれませんが、大きな落とし穴があります。
空気清浄機機能の付いた加湿器の大きな問題点はメンテナンスしにくいため衛生的ではありません。
空気清浄機の加湿器兼用タイプはカビる可能性が非常に高くなり、菌の繁殖が増えるので私はおすすめしません
空気清浄機と加湿機能両方を合わせたモデルはどうしても内部構造が複雑になりメンテナンスがしにくくなり、カビやすくなります。
この問題については世界的に有名なBlueairのCEOも『加湿器と空気清浄機場別にすべき』と述べています。
ハイブリッド式が室内に最適
業務用とかはまた別になってくるのですが一般家庭には『ハイブリッド式』といわれるタイプが最も適していると考えます。
加湿器にはいろいろな方式があるのはご存知でしょうか。
引用:ダイニチ工業 株式会社
- ハイブリッド式(温風気化/気化)
- 気化式
- ハイブリッド式(超音波)
- スチーム式
- 超音波式
気化式、スチーム式、超音波式などがありますが結露しやすかったり加湿時間がかかったり、清潔性が低かったりとデメリットも目立ちます。
いいとこ取りをしたハイブリッド式が最も無難な加湿器のタイプになっています。
ハイブリッド式の最大のメリットは他の方式のいいとこ取りをしているため、大きなデメリットがなく安定性が高い点ですね。
加湿持続時間も重要
寝ている間の乾燥は睡眠の質も下がりますし一番乾燥が気になる時間帯でもあります。
乾燥が気になる時間帯でもっとも多く上げられるのが『寝ている時』や『朝起きた直後』になります。
加湿時間が短いタイプだと睡眠時間中に水切れを起こしてしまうため10時間程度の持続時間があるタイプをおすすめします。
加湿設定にもよりますが6畳タイプとか10畳タイプとか自分の部屋にあった大きさを選んでおけば過剰に水が減る事もないので安心です。
卓上はほぼ効果なし
オフィスで気休め程度に自分の机の上に置いておく程度はいいですが部屋で使っても微々たる効果しかありません。
蒸気が見えるのでなんかおしゃれな感じしていいですが機能的におすすめできません。
加湿だけで暖房つけないのはNG
部屋を暖めずに加湿だけしてもただ結露するだけで部屋は潤いません。
暖房をつけるのは乾燥しそうだし光熱費もかかるからと温めないのはダメ。
暖房と加湿器はセットで使用しましょう。
フィルター掃除は面倒!
フィルターの掃除はひたすら面倒だし、カビや菌が繁殖しやすいです。
頻繁に交換できるタイプのフィルターを使うのがポイント。
洗って再度利用するタイプは結構不潔だったりするので注意が必要。
おすすめの加湿器ランキングTOP3
先にご説明したように単機能タイプや衛生面の問題をクリアしたものに絞ってご紹介します。
先にランキング結果を発表。
- Dyson Hygienic Mist 加湿器
- ダイニチ工業 RXシリーズ
- ダイニチ工業 HDシリーズ
価格が高いけれど最もおすすめなのがDyson、価格を抑えつつもメンテナンス性や清潔感の高いダイキンが次点となっています。
順番に詳しいレビューと詳細を解説していきます。
ランキングのポイント
繰り返しますが清潔感・メンテナス性重視です。
- 清潔に保てるか
- 加湿器として必要な機能があるか
- 毎日の水交換がしやすいか
加湿器は必ず毎日水を交換しなければいけません。
毎日交換しないとすぐに菌が繁殖しますしカビやすくなります。
日々のメンテナンスが一番大事!
メンテナンス性と衛生面を最重視
複雑構造で掃除ができないタイプは長く使う事もできませんので結果的に無駄な買い物になりやすいです。
ミニマリスト的に『シンプルで清潔に毎日使えるかどうか』というのを重視して選んでいます。
シンプル構造のものは長く使えるし壊れにくいというメリットもあるんですよ!
1位 Dyson Hygienic Mist 加湿器 MF01WS
水の中の細菌を除菌する加湿器
強力なUV-Cライトを照射する事で排出前の水を除菌しています。
フィルターを使わないのでフィルターからの雑菌の繁殖を確実に防ぐことができます。
現状発売されている中ではもっともクリーンな加湿器だと思います。
- 排水前にUV-Cライトで除菌
- 最大18時間運転可能で夜間も安心
- 風量も十分あり部屋全体を加湿可能
- フィルターを使わないから清潔&低コスト
- 首振りモードで部屋を均一に加湿することが可能
サーキュレータ効果はあるしフィルターを使わないので消耗品を買い換える手間もありませんし、メンテナンス性にもすぐれています。
サーキュレーターとして使う分には加湿機能を使わない時期も使用する事も可能です。
大きな部屋には向かないかも
サイズは1種類で対応畳数は〜8畳ということです。
加湿能力はあまり大きくないので、すごく大きな部屋や業務用としてはちょっとパワー不足かなという感じはします。
とはいえよほど大きい部屋だけなので多くの一般家庭では力不足を感じることはないと思うので心配する必要はありません。
本体サイズ
本体サイズは579mm×240mm×222mm
実物は思ったより大きい感じなので部屋の置き場所を考えておくのも大事。
口コミやレビューも良好
各種口コミサイトでの評価も高く、とても評判の良い加湿器です。
でも金額に目をつぶれば衛生的に最高なでおすすめです。
\もっとも衛生的な加湿器/
コロナ関連で品切れ続出につき在庫に注意!
楽天よりかなり高くてコスパ悪いけどAmazonでも取り扱っています。
現在は以下の新型タイプの加湿器に切り替えました!
2位 ダイニチ工業 RXシリーズ
メンテナス性、性能ともに便利でおすすめ
コスパも含めるとダイニチ工業の加湿器を一番おすすめします!
良いところは先に挙げたポイントをしっかりとフォローしていて機能と日々のメンテナンスを両立してくれているところです。
シンプルながらも非常に高機能で価格も高すぎず非常に万能な感じになっています。
睡眠時のおやすみ加湿が便利
睡眠時の加湿が必須なのは説明しましたよね。
ですが睡眠時に加湿器をつけておくには『運転音』や『運転ランプ』が気になりますよね。
RXシリーズにはおやすみモードがあるので眠りにつくまでは静かに運転し眠りについた後にしっかり加湿をしてくれるから寝室に最適!
清潔を保つための抗菌&シンプル構造
日々のメンテナスを簡単にしてくれる抗菌加工と掃除がしやすく汚れにくいシンプル構造になっています。
フィルターは2,3ヶ月に1度交換するタイプなのでランニングコストはかかりますが、非常に衛生的です。
洗って再利用するのは衛生上問題あり!使い捨てタイプがおすすめ!
大きさについて
モデルは4種類あります。部屋の大きさに応じて適したサイズを選びましょう。
HD-RX319(プレハブ洋室8畳まで/木造和室5畳まで)
HD-RX519(プレハブ洋室14畳まで/木造和室8.5畳まで)
HD-RX719(プレハブ洋室19畳まで/木造和室12畳まで)
HD-RX919(プレハブ洋室24畳まで/木造和室14.5畳まで)
3位 ダイニチ工業 HDシリーズ
ダイニチのHDシリーズです。2位で挙げたRXシリーズとほとんど同じではありますがこちらは機能を絞ってあります。
機能は必要最低限
タイマー機能などもあるので寝室でも利用できますがおやすみモードはありません。
メンテナンス性や水の入れ替えといった手間は非常に簡単ですし価格はこちらのほうが安いのでコストパフォーマンスに優れています。
ECO運転で大きい部屋の場合はこのシリーズの方がRXシリーズよりも若干省エネ。
HD-3019(プレハブ洋室8畳まで/木造和室5畳まで)
HD-5019(プレハブ洋室14畳まで/木造和室8.5畳まで)
HD-7019(プレハブ洋室19畳まで/木造和室12畳まで)
HD-9019(プレハブ洋室24畳まで/木造和室14.5畳まで)
HDシリーズ パワータイプ
パワータイプっていう大容量タイプもあるのでオフィスとかにはそっちがおすすめです。
HD-153(プレハブ洋室42畳まで/木造和室25畳まで)
HD-183(プレハブ洋室50畳まで/木造和室30畳まで)
HD-243(プレハブ洋室67畳まで/木造和室40畳まで)
最後に
加湿器は便利ですが手入れが大変です。
上記で紹介した加湿器は一人暮らしの6畳にも最適ですし、少し大きなタイプならお子さんのいる家庭などでも大活躍すること間違いなしです。高温になる事もないので安全ですしね!
すでに加湿器を使ってる人は菌が繁殖しないように充分な手入れを行い、加湿器は面倒だからといって使うのをやめちゃった人は上記の代替方法やおすすめの手間のかからない加湿器を試してみてみてください。
乾燥してるのは身体にも肌にも良くないので最適な湿度を保つようにしましょう!
\もっとも衛生的な加湿器/
\コスパの良い加湿器/