MacBook Air(Early 2020)の実機レビューです。現在はM1タイプのMacBook Airしか販売されていないので中古などで購入する際の参考にしてみてください。
まず最初に新型 MacBook Air 2020の良いところをまとめておきます。
- 薄くて持ち運び便利
- Retina Displayで画面きれい
- 安く買えば10万以下で購入可能
- 動画編集しないなら十分なスペック
- 価格を重視する人に最適なMacBook
『薄くてかっこいいMacBookが10万以下で購入できる』っていうとなんか欲しくなっちゃいますよね。
価格以上の満足度が得られるMacBook Air
日常使いやはじめてのMacにぴったりだと思うので購入を検討している人向けにレビューしていきます。
MacBook Air最大のメリットは値段の安さ
MacBook Airを選ぶ理由は値段。ぶっちゃけそれ以外はありません。
MacBook 13インチシリーズの価格比較
13インチのMacBookシリーズの価格を比較すると下記表のようになります。
MacBookシリーズ | 定価 (税抜) |
---|---|
MacBook Air 2020 下位モデル | ¥104,800 |
MacBook Air 2020 上位モデル | ¥134,800 |
MacBook Pro 2020 下位モデル | ¥134,800 |
MacBook Pro 2020 上位モデル | ¥188,800 |
MacBook Air上位モデルとProの下位モデルの価格が全く同じになっていますがProの下位モデルはアップデートされていない8世代チップの旧式スペックなので購入候補には入りません。
比較対象は第10世代チップ搭載のMacBook Pro上位モデルのみとします。
MacBook Pro 13インチとMacBook Airの価格差は84,000円なのでコスト的なメリットがすごく強いですね。
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MacBook Air 2020の魅力はコスパ
MacBook Airの魅力は『10万程度で買えるのにここまで性能いいのか…』っていうコスパの良さ
- Touch ID搭載
- Retina Display搭載
- 下位モデルでも十分なスペック
- Pro同様の新型シザーキーボード
必要最低限の機能は全部持ってるのでMacBook Proの下位モデルと言っていいレベル。
一番安いモデルでも標準で256GBのSSD、メモリ8GBとそこそこ良いスペック。
CPUやメモリの拡張も可能ですが価格面でのメリットを活かすことを考えるとカスタマイズせずに一番安いモデルを買うのが一番。
整備済製品を利用すれば10万円以下で購入が可能
Appleが修理を行い、新品同様まで整備した『Apple認定整備済製品』というものがあります。
2020年3月に発売されたばかりのAirですがもう整備済製品が登場しており、こちらを利用すれば10万円以下での購入も可能。
とは言え整備済製品は在庫豊富というわけではないので欲しい型がない場合も多いので注意が必要。
MacBook Airの使用感、実際に使ってみての感想
いま現在、MacBook Airでこの記事を書いていますがブログを書く程度だとMacBook Proとの性能差を感じることは皆無。
動画編集などスペックを要求されるような作業をしなければProとの性能差を実感できません。
普段MacBook Proを利用している私がAirを使った体験を元に詳しくレビューしていきます。
バタフライキーボードとマジックキーボードの違い
新型のMacBook Proに搭載されて間もないシザー式のMagic KeyboardがAirにも搭載されました。
キーのストロークが大きくなったMagic Keyboardは打鍵感がしっかりとしておりとても入力しやすいです。
個人的にはバタフライキーボードも良いと思いますが、キーがくっきりと浮き上がっているマジックキーボードの方がミスタッチが少なくブラインドタッチがしやすい感じがしますね。
MacBook ProとAirの仕様の違い
MacBook Airは上手くコストダウンしており、目立ったデメリットはありません。
強いて言うなら下記の3つ。
- Touch Bar非搭載
- USB-Cが左側のみ
- 付属のアダプタが30W
Touch Barは見た目は派手で最初は面白いですが、使いこなせていない人が9割なので無くてもOK
USB-Cポートが左側に2つあるだけなのでちょい不便(Pro上位モデルは左右に2つずつ)
付属のアダプターはAirが30WでProが61Wなので標準充電器を使っていると充電速度が遅くなってしまいます。
充電器はProのものが高性能ですが、MacBook自体の充電性能はProもAirも変わらないので別売りの充電器を買えば充電速度をUPできます。
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MacBook Airは薄くて軽いから持ち運びに便利?
薄いし軽いし持ち運びに最適で、通勤にも旅行にもぴったりなサイズ感。
Airは薄いし軽くていいんですが、MacBook Pro 13インチも同様に持ち運び快適なのでProと比較しての優位性は薄いです。
重さもProと比べると若干軽いんですが、正直誤差の範囲で体感的にはあまり変わりありません。
モデル | 重量 |
---|---|
Mac Book Air | 1.29g |
MacBook Pro 13インチ | 1.40g |
MacBook Pro 16インチ | 2.00g |
MacBook Airにはバッテリー消費のあるTouch Barがない分バッテリー持ちがProより少し長いという点では持ち運びに便利と言えます。
Airは初代同様、くさび形のデザインになっており先端はかなり薄くなっていますが奥の厚みはProと大差なし。
動画編集も少しは可能
動画編集も短い動画なら一応編集することは出来ます。
とはいえPremiere ProもAfter Effectsも動きはするもののはっきり言って快適ではありません。
動画の書き出しにもめちゃくちゃ時間かかるし4Kやフレームレートの高い動画だとカクカクして負荷がかかると発熱があります。
動画編集したい人やPhotoshopやIllustratorといったソフトウェアを頻繁に利用する場合はMacBook Proを使うべき。
MacBook Airは買いなのか?
2020 Ealryモデルはめちゃくちゃコスパが良いので予算がないけどMacBookを使いたいって人は買いですね。
- 価格を抑えたいライトユーザーはAir
- Macで本格作業したい人はPro
- 迷ったらPro
AirとProのスペック差を選ぶ基準は使用ソフト
事務作業やブラウジングなどの軽作業でしたらAirで全然問題なしですが例えば下記のようなソフトウェアを利用する場合は迷わずPro。
- Premiere Pro
- After Effects
- Final Cut Pro
- 3D CAD
PhotoshopやIllustratorはAirでも普通に使えますが、並行して作業する場合には力不足を感じます。
たまにしか利用しないならともかく頻繁にAdobe製品を利用する場合はMacBook Proの選択を推奨。
さらに欲を言えばMacBook Pro13インチよりも16インチ推奨
動画編集したい人はこちら
迷ったらMacBook Proを買っておこう
私の経験上スペックを持て余すのとスペック不足ならオーバースペックを選んだほうが後悔が少ないです。
でも『今後ともスペック必要になるような作業はしない』っていう自信があるならAirでOK
整備済製品でMacBook Proを安く買うのもあり!
プライベートで使うMacに最適
本格的にパソコン使い倒してる人にはスペック的に物足りないところもあるけど、特に目的はないけどなんとなくMacが欲しいっていう人や娯楽にしか使わないって人には最適。
- 表計算やプレゼン資料作成
- インターネット
- メール・SNS
- YouTube
こんな感じの利用ならAirで十分!
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